淀川区の散歩コース5選|地元人のオススメ公園と河川敷
はじめに
大阪市淀川区というと、新幹線が止まる新大阪駅や、飲食店の並ぶ十三駅を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか? 梅田までもすぐで、どこへ行くにも便利な街です。
そのぶん、散歩やジョギングをする場所というイメージは、あまりないかもしれません。実際には、区の北側に神崎川、南側に淀川が流れています。河川敷まで出れば、車を気にせず歩ける道が続いています。住宅街の中にも、子どもが走り回れる広さの公園がいくつもあります。
それでも、いざ出かけようとすると迷います。
トイレはあるのか?
日陰はあるのか?
子どもの自転車の練習をしても大丈夫なのか?
行ってみないと分からないことばかりです。
この記事では、淀川区で散歩やジョギングに使えるコースを5つ紹介します。40年近くこの街に住んでいて、子どものころから今日まで使ってきた公園と河川敷です。地図を見ても分からない、通っているから分かることを中心に書いています。
淀川区で散歩コースを選ぶときに見ているところ
トイレがあるか?
散歩は途中で引き返すのが中々難しい時があります。子どもと一緒なら、なおさらトイレの場所が気になります。今回の5コースは、トイレの有無、キレイさを書き添えました。
日陰とベンチがあるか?
河川敷は見晴らしがよいぶん、日陰が無い事も多いですよね。夏の時間帯によっては、公園のほうが歩きやすいこともあります。ベンチの数も、休みながら歩けるかどうかを大きく左右します。
地面と、子どもが遊べるか?
舗装された道は歩きやすく、土の道は膝への負担が少ない事が期待されます。
子どもの自転車やストライダーの練習をするなら、車やバイクが入ってこない安全な場所を選びましょう。

阪急宝塚線の三国駅と、阪急神戸線の神崎川駅、どちらからでも入れる河川敷です。片道はおよそ1kmで、自転車ならおよそ7分ほどでした。歩く道としても、走る道としても使えます。
三国駅からの行き方

三国駅は北口から出ます。目印になるのは三国ビルです。そのまま進み、居酒屋かどやとファミリーマートのところを左折します。左折して真っすぐ歩くと、すぐ左手に三国駅前公園が見えます。
そのまま進むと三国橋が見えてきます。新三国橋ではなく、三国橋です。この橋の手前を右折してください。少し進むと、左側に小さな階段があります。ここが入口です。
この階段は自転車では入れません。自転車の場合は別の入口を使うことになります。
神崎川駅からの行き方

神崎川駅にはメインの出入口(新高側)がありますが、河川敷に行くならそちら側ではありません。三津屋商店街の側から見て、坂を神崎川の方向へ登ると、もう1つの改札が右手に見えてきます。こちらのほうが川に近いです。
改札を出て坂を登ると交差点があり、神州橋が見えます。徒歩1分ほどです。その手前を左折して、30秒ほど直進すると歩行者用の信号があります。
この信号は、押しボタンが少し手前に付いています。自動で変わるものと思って、5分ほど待ってしまいました。
その先が「なにわ自転車道」の入口です。名前のとおり自転車の道ですが、入口の幅がかなり狭く、ママチャリでぎりぎりでした。
歩いてみて分かったこと

川沿いの道に出ると、いろいろな人がいます。走っている人、朝から歩いている人、ロードバイクで走り抜けていく人、ギターを弾いている人。時間帯を問わず、比較的すいています。
新三国橋(国道176号線)までおよそ800mという表示があり、橋まで400mの地点にはトイレがありました。何度も通っていて、このとき初めて気づいた場所です。ベンチは小さいものが点々とあります。
左手にアルゴ7が見えてくると、三国側のゴールは目前です。新三国橋を越えると三国橋が見えてきます。名前が似ていますが別の橋です。
気をつけたいところ

正直に書くと、川がきれいとは言えません。草も生い茂っていますし、トイレも1か所だけです。日陰はほとんどありません。
それから、出口の向きです。三国側の出口を出たら、右側の国道176号線側に出てください。CarLotsが目印です。反対の左側は、マンションの敷地内を通らないと外に出られない造りになっています。
現地の看板にも書かれているとおり、川が増水しているときと、夜間の利用には注意が必要です。特にお子さんや女性が一人で歩く時間帯は、明るいうちをおすすめします。

淀川の堤防の上を、塚本から十三まで走るコースです。距離はおよそ1.17kmでした。今回の5つの中では、いちばん見晴らしがいい道です。
堤防に上がった瞬間に視界がぱっと開けて、川の向こうに梅田のビルがずらりと並びます。ここは一度見てみてほしい景色です。
コースの入り口

目印は「ローソン淀川塚本一丁目店」です。このお店の前が河川敷の入り口になります。飲み物を買ってから入れるのも、地味にありがたいところです。
入るとすぐに坂道があります。のぼりきると堤防の上で、ここでいきなり景色が開けます。
そしてすぐに下り坂です。この下りきったところから、今回は計測を始めました。
走ってみて分かったこと

とにかく広いです。この日は土曜日で、野球をしている人たちもいましたが、混んでいるという感覚はまったくありませんでした。道幅もたっぷりあるので、すれ違うときに気を使うこともありません。
この広さは、練習にはうってつけです。子どもの自転車の練習にはばっちり向いています。塚本にお住まいの知り合いは、自分のバスケットボールの練習に、子どものサッカーの練習に、そして自転車の練習にと、かなり使い倒しているそうです。まわりを気にせず体を動かせる広さがあります。
0.39km地点で、仮設トイレらしきものを見つけました。ただ、正直なところ誰でも使っていいものかどうかは分かりません。トイレは済ませてから来るほうが安心だと思います。
そこからは、ひたすら真っすぐです。ゴールまでのあいだに階段が何か所かあって、一般道への出口も複数あります。途中で切り上げたくなっても、どこかで上がれるのはありがたいところです。
進んでいくと、十三バイパスが通っているのが見えてきます。その手前、左手には2026年にできたばかりの十三のタワーマンション(ジオタワー)。数年前とは景色が変わりました。
ゴールと、そこからの出口

左手の坂道と交差するところが、今回のゴールです。十三バイパスを越えると、すぐに十三筋が見えてきます。
出口は前の自転車の男性と同じ方向に上っていきます。計測もこの地点で終わりです。
あとは坂道をのぼって、道なりに進むと十三筋に出ます。右に曲がれば中津・梅田方面、左に曲がれば十三駅方面です。帰りに十三で一杯、という流れも作れます。
気をつけたいところ
筆者が気になったのは、日陰がほとんど無いことでした。ずっと堤防の上を進むので、遮るものが無いのです。日陰らしい日陰は橋の下だけでした。夏場は朝か夕方に回すほうが快適だと思います。
それから、雨のあとは水たまりが残ります。グラウンドの脇は土のままで、ぬかるんでいるところもありましたので、汚れてもいい靴を準備すると良いかもしれません。
阪急三国駅からすぐの公園です。外周はおよそ350m、ひと回りしておよそ5分でした。私自身がいちばんよく使っている公園でもあります。
コースの様子

舗装・土・砂利がひととおりそろっています。ジョギングコースがあり、ベンチもあります。日陰は場所によります。
うれしいのは、懸垂やディップス、腹筋ができる器具があることです。散歩のついでに少し体を動かしたいときに使えます。お弁当を広げている人もいれば、軽い体操をしている人もいて、それぞれの過ごし方ができる公園です。
子ども連れで行くなら

遊具のエリアが、小さい子用と大きい子用で分かれています。混みにくく、ぶつかる事故も起きにくい造りです。ここが気に入っているところです。
公園の中央には、ちょっとした山のような、木が茂ったエリアがあります。虫取りや縄跳び、どんぐり探しに使っている子が多く、にぎやかです。グラウンドもあります。
子どもの自転車の練習をしている人の割合は、神崎川河川敷よりも多い印象でした。
惜しいところを挙げるなら、虫が多いこと、草木の手入れの頻度が少なめなこと、トイレが少し汚れていることです。学校が休みの日は混みやすく、すいているのは朝と夜になります。

三国駅からおよそ600m、神崎川駅からおよそ900mの場所にあります。外周はおよそ400〜500m、ひと回りして10分ほどでした。三国本町公園の外周より、やや長めです。
コースの様子

淀川区の中でも特に人気のある公園です。ジョギングコースがあり、ちょっとしたトレーニング器具もあります。トイレは比較的きれいな部類でした。ベンチはあり、日陰は場所によります。
専用の駐輪場はありませんが、入口付近に停めている人が多くいます。車の場合は近くにパーキングがあります。春は桜が見どころです。
子ども連れで行くなら

遊具もグラウンドもそろっていて、自転車の練習にも向いています。2026年8月の時点では、ローラー滑り台がメンテナンス中でした。
気をつけたいのは、遊具が1か所に集中していることです。小学生が走り回っていることも多いので、小さいお子さんは近くで見ていたほうが安心です。
人気の公園なので、学校が休みの日や休日は人が多くなります。朝9時までか夜20時以降であれば比較的空いている印象でした。

阪急十三駅から歩いておよそ10分、十三の街なかにある公園です。外周はおよそ320m、ひと回りしておよそ3分半でした。今回の5つの中では、いちばん軽く一周できるコースです。
コースの様子

入り口は何か所かあって、十三の商店街側からも入れます。買い物のついでにふらっと寄れる場所です。
ベンチは園内のあちこちにあります。座る場所で困ることは、まず無いと思います。将棋を指している人を見かけることもあって、いかにも十三らしい光景です。
木が多いので、日陰はしっかりあります。夏場でも歩きやすいほうだと思います。
地面は舗装・土・砂利がひととおりそろっています。
淀川通りをはさんだ向かいは北野高校です。
おもしろいのは、喫煙ルームがあることです。今回の5つの中では、ここだけでした。吸う人にはうれしいところですね。
ひとつ正直に書いておくと、トイレはきれいとは言いにくいです。小さいお子さん連れなら、済ませてから来たほうが安心かもしれません。
子ども連れで行くなら

野球ができるグラウンドもあります。とびきり広いわけではありませんが、子どもが走り回るには十分です。
遊具はすべり台やブランコなど、ひととおりそろっています。懸垂ができる設備もありました。
そして、ここがいちばん伝えたいところです。自転車やストライダーの練習に、とても向いています。この日は、うちの子がストライダー、小学生くらいの子たちが自転車の練習をしていました。うちの子の食いつきが、とにかく良かったです。
自転車の練習という一点だけで言えば、私がいつも使っている三国本町公園よりも、十三公園のほうが向いていると感じました。
混み具合は、ほかの公園と大きくは変わらないと思います。学校が終わったあとと休みの日は子どもが多く、すいているのは朝方か夜です。
目的別の選び方
| コース | 距離 | トイレ | 日陰 | 子どもの自転車 | 混み具合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 神崎川河川敷 | 片道約1km | あり(1か所) | ほぼ無し | 向いている | 比較的すいている |
| 淀川河川敷 | 約1.17km(塚本〜十三) | 仮設あり(使用の可否は不明) | ほぼ無し(橋の下のみ) | とても向いている | 土曜でもすいている |
| 三国本町公園 | 外周約350m | あり | 場所による | 向いている | 休みの日は混む |
| 新高中央公園 | 外周約400〜500m | あり | 場所による | 向いている | 休日は多い。朝と夜はすいている |
| 十三公園 | 外周約320m | あり | あり(木が多い) | とても向いている | 放課後と休みの日は多い。朝と夜はすいている |
歩くときに気をつけたいこと
夜はひとりで行かず、明るい時間に
特に女性の方は、夜間に行くのはできるだけ控えましょう。
淀川区の犯罪の多さは、大阪市内で特別多いわけでも少ないわけでもなく、中間ぐらいに位置します。
それに、場所によっては近くに交番や警察署が無いところもあるので、夜にひとりで歩くのは控えて、明るいうちに出かけるのがおすすめです。
夏は暑さと日焼けの対策を
特に夏場は、熱中症と日焼けの対策をしてから出かけましょう。河川敷は日陰がほとんど無く、日差しをまともに浴びます。帽子や日焼け止めがあるだけで、ずいぶん楽になります。
そして、水分は必ず持っていきましょう。歩き始めると、思っている以上に汗をかきます。
トイレと出口は、行く前に調べておく
意外とトイレが無い場所もあります。神崎川河川敷はトイレが1か所だけ、淀川河川敷は仮設トイレで、使えるかどうかは分かりませんでした。
そんなときに頼りになるのがコンビニです。淀川区内のコンビニは、トイレを貸してくれるお店も多いです。出かける前に、コースの近くにあるコンビニの場所を地図で見ておくと安心です。
河川敷の場合は、どこに出口があるかも合わせて調べておきましょう。神崎川河川敷の三国側のように、出る方向によっては外に出にくい出口もあります。出口が分かっていれば、途中でトイレに行きたくなっても慌てずにすみます。
よくある質問
子どもの自転車の練習には、どこがいちばん向いていますか?
広さで選ぶなら淀川河川敷、公園の中で練習するなら十三公園がおすすめです。
淀川河川敷は道幅がたっぷりあり、まわりを気にせず練習できます。十三公園は、うちの子の食いつきがとにかく良く、自転車の練習だけで比べるなら、いつも使っている三国本町公園より向いていると感じました。
夏に歩くなら、どのコースがいいですか?
夏は、日陰のある公園がおすすめです。十三公園は木が多く、日陰を見つけやすいです。
河川敷は日陰がほとんど無いので、行くなら朝か夕方の涼しい時間にしましょう。
すいている時間帯はいつですか?
公園は、どこも朝がすいています。学校が終わったあとと休みの日は、子どもが多くなります。
河川敷は時間帯を問わず比較的すいています。淀川河川敷は、土曜日でも混んでいる感じはまったくありませんでした。
まとめ
淀川区には、河川敷にも公園にも、気軽に歩けるコースがそろっています。
景色を楽しみながら歩きたいなら淀川河川敷、ほどよい距離を歩いたり走ったりしたいなら神崎川河川敷。子どもと一緒に遊びながら体を動かすなら、三国本町公園・新高中央公園・十三公園がちょうどいい広さです。
どのコースも、明るい時間に、水分を持って出かけるのがいちばん気持ちよく歩けます。まずは家から近いところから、ふらっと一周してみてはいかがでしょうか?
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